ID:S9708290000410
更新日:2011/10/07

アパチャーグリル (あぱちゃーぐりる)

CRT ディスプレイの表示方式の 1 つです。
ディスプレイを表示させるには、ブラウン管の表面の蛍光体に電子ビームを当て、画面を発光させて画像を表示しています。
目的の蛍光体以外にビームが当たるのを防ぐために「マスク」というものを使用しますが、 シャドウマスク方式では、小さな穴が蜂の巣状に並んだマスクを使用しているのに対し、 アパチャーグリル方式では、縦ストライプ上のスリットのマスクを使用しています。

そのため、シャドウマスク方式では横方向に電子ビームを遮ぎってしまいますが、 アパチャーグリル方式では電子ビームの透過率が高くなり、より明るい鮮明な画像が見られます。
また、縦方向の色ズレが起きないというのも特徴です。
この方式を採用して開発されたのが、ソニーのトリニトロンと三菱電機社のダイアモンドトロンです。

参考

アパチャーグリル方式のディスプレイでは、アパチャーグリルの振動を抑えるためにダンパー線が取り付けられています。
そのため画像によっては、上下約 3 分の 1 の位置に水平に細い線が現れることがあります。


◆ 関連用語:
CRT (しーあーるてぃー)
ダンパー線 (だんぱーせん)
トリニトロン (とりにとろん)





アパチャーグリル (あぱちゃーぐりる)