文書番号 : S0701121023792 / 最終更新日 : 2016/12/22印刷する

[VAIOデータレスキューツール Ver.1.*] かんたんデータレスキューでデータをバックアップする方法

    Q

    [VAIOデータレスキューツール Ver.1.*]
    かんたんデータレスキューでデータをバックアップする方法


    「VAIOデータレスキューツール」の[かんたんデータレスキュー]を実行して、データをバックアップする方法を教えてください。


    A

    バックアップ可能なデータをバックアップし、外付けハードディスクに保存します


    対象製品

    アプリケーションソフトウェア
    VAIOデータレスキューツール Ver.1.3
    VAIOデータレスキューツール Ver.1.2
    VAIOデータレスキューツール Ver.1.1
    VAIOデータレスキューツール Ver.1.0

    説明

    「VAIOデータレスキューツール」は、Windowsが起動しなくなった場合にも、データのバックアップができるツールです。
    データのレスキュー方法には下記の2種類があります。

    内容

    事前確認

    ご注意

    [かんたんデータレスキュー]でデータをバックアップすると、場合によりバックアップに失敗することがあります。
    VAIOカスタマーリンクでは、[カスタムデータレスキュー]でのバックアップをおすすめしています。

    [カスタムデータレスキュー]でデータをバックアップする方法については、下記の関連Q&Aをご参照ください。

    ▼関連Q&A:
    [VAIOデータレスキューツール Ver.1.*] カスタムデータレスキューでデータをバックアップする方法

    • レスキューしたデータの保管・管理には充分注意してください。
    • 「VAIOデータレスキューツール」は、ハードディスク上のすべてのデータのバックアップを保証するものではありません。
      データの損失についてソニーでは一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
    • ハードディスクの暗号化機能を使用している場合は、暗号化機能を解除して使用してください。
    • 「VAIOデータレスキューツール」を使用する場合は、必ず電源に接続して使用してください。
    • [かんたんデータレスキュー]では、USB接続、またはi.LINK接続の外付けハードディスクのご使用を推奨しています。
    • 1回のレスキュー中に、複数の外付けハードディスクに保存することはできません。
      また、レスキュー中に保存先を変更することもできません。

    上記以外の「VAIOデータレスキューツール」の制限事項については、下記関連Q&Aをご参照ください。

    ▼関連Q&A:
    [VAIOデータレスキューツール Ver.1.*-Ver.2.*] VAIOデータレスキューツールの制限事項・注意事項

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    操作方法

    「VAIOリカバリーセンター」、または「VAIOリカバリユーティリティ」を起動します
    リカバリーメディアを使用して起動する方法
    「VAIOリカバリーセンター Ver.1.4」~「VAIOリカバリーセンター Ver.1.8」の場合

    操作手順

    1. VAIO本体の電源が入っている状態で、リカバリーメディア(リカバリーディスク)をCD/DVDドライブに挿入します。

    2. VAIO本体の電源を切ります。

      • Windowsが正常に起動しない場合は、電源ボタン(電源スイッチ)を4秒以上押して、電源を切ります。
    3. VAIO本体の電源を入れます。

      • 外付けドライブを使用している場合は、電源ボタン(電源スイッチ)を押した後、または「VAIO」ロゴが表示された直後から「VAIO」ロゴが消えるまで[F11]キーを何度も押してください。
    4. [Windows ブート マネージャ]画面が表示されるので、[VAIO リカバリーセンター]が選択されている状態で[Enter]キーを押します。

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    上記以外のモデルの場合

    操作手順

    1. VAIO本体の電源が入っている状態で、リカバリーメディアをCD/DVDドライブに挿入します。

    2. VAIO本体の電源を切ります。

      • Windowsが正常に起動しない場合は、電源ボタン(電源スイッチ)を4秒以上押して、電源を切ります。
    3. VAIO本体の電源を入れます。

      参考

      VGN-G1シリーズ、VGN-TZシリーズで内蔵ドライブが搭載されていないモデルの場合は、電源ボタンを押した後、「VAIO」ロゴが表示されるので[F11]キーを押してください。
      VGN-UXシリーズの場合は、電源ボタンを押した後、「VAIO」ロゴが表示されるので[Fn]キーを押しながら[F11]キーを押してください。

    4. キーボードレイアウトを選択する画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックします。

      [システム回復オプション]画面

    5. [オペレーティング システム]に[Microsoft Windows Vista]が表示されていることを確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

      [システム回復オプション]画面

    6. [システム回復オプション]画面が表示されるので、[VAIO リカバリユーティリティ]、または[VAIO リカバリーセンター]をクリックします。

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    [F10]キーを使用して起動する方法

    VAIO本体の電源を入れて、「VAIO」ロゴが表示されたらキーボードの[F10]キーを何度も押します。

    • VGN-UXシリーズの場合は、[Fn]キー+[F10]キーを押します。
    参考

    [F10]キーを押して、[Edit Boot Options]画面、または[ブートオプションの編集]画面が表示される場合は、[Enter]キーを押すと「VAIOリカバリーセンター」、または「VAIOリカバリユーティリティ」が起動します。

    [Edit Boot Options]画面

    [ブート オプションの編集]画面

    • 上記の画面上部中央に「Edit Boot Options」、または「ブートオプションの編集」と記載があり、画面左下には「ENTER」、画面右下には「ESC」と記載されています。

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    「VAIOデータレスキューツール」を起動し、外付けハードディスクにバックアップを行います

    操作手順

    • ご使用のモデルや「VAIOデータレスキューツール」のバージョンにより、表示される画面が一部異なる場合がありますが、操作手順は同様となります。
    1. [VAIO データレスキューツール]ボタンをクリックします。

      • 「VAIOリカバリーセンター」の場合
        画面左側の[VAIO データレスキューツール]をクリックし、画面右側に表示される[開始]ボタンをクリックします。

      • 「VAIOリカバリユーティリティ」の場合
        [VAIO データレスキューツール]ボタンをクリックします。

        [リカバリウィザード]画面

    2. [VAIO データレスキューツール]画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックします。

      [VAIO データレスキューツール]画面

      参考

      前回作業時に72時間経過して書き込みが中断された場合のみ、作業を再開できます。
      [中断した作業を再開する]にチェックをつけてから、[次へ]ボタンをクリックすると、書き込みを再開できます。

      • [キャンセル]ボタンなどで中断した作業は再開できません。
    3. [製品使用許諾契約]画面が表示されるので、[同意する]にチェックをつけて、[次へ]ボタンをクリックします。

      • 「VAIOデータレスキューツール Ver.1.1」以降の場合は、手順5に進んでください。
    4. [注意・免責事項]画面が表示されるので、内容を確認してから[次へ]ボタンをクリックします。

      • 「VAIOデータレスキューツール Ver.1.1」以降の場合は[注意事項]画面が表示されます。
    5. [データレスキュー方法の選択]画面が表示されるので、[かんたんデータレスキュー]にチェックをつけて、[次へ]ボタンをクリックします。

      [データレスキュー方法の選択]画面

    6. 下記のメッセージ画面が表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。

      メッセージ内容:
      「内蔵ハードディスクからレスキュー可能なデータを検出します。
      この処理は数分かかることがあります。
      処理を開始してよろしいですか?」

      メッセージ表示画面

    7. レスキューデータの検出が完了するまで、しばらく待ちます。

      レスキューデータ検出中画面

    8. [保存先ハードディスクの準備]画面が表示されます。
      外付けハードディスクが接続されていることを確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

      [保存先ハードディスクの準備]画面

      参考
      • 外付けハードディスクの空き容量が不足していると、下記の画面が表示され、レスキューを実行できません。
        [レスキュー対象データの合計サイズ]をご確認ください。

        メッセージ:
        「空き領域が足りないため、「かんたんデータレスキュー」を実行できません。」

        メッセージ表示画面

      • 外付けハードディスクのドライバーのインストールが必要な場合は、下記のメッセージが表示されます。
        [保存先ハードディスクの準備]画面の[ドライバのインストール]ボタンをクリックして、ドライバーをインストールしてください。

        メッセージ内容:
        「保存先の外部ハードディスクが見つかりません。
        ハードディスクのドライバがインストールされていない可能性があります。」

        メッセージ表示画面

    9. [データ書き込み]画面が表示されるので、[開始]ボタンをクリックします。

    10. データの書き込みが開始されます。

      • 複数の外付けハードディスクが接続されている場合は、空き容量が最も大きいものにデータを保存します。
        保存先の外付けハードディスクは[保存先:]に表示されます。

      [データ書き込み]画面

    11. 「レスキューデータの書き込みが完了しました。」とメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。

      ご注意

      メッセージが表示されていても、バックアップ作業が完了していない場合があります。
      メッセージ画面を表示した状態で数時間待ってから、[OK]ボタンをクリックしてください。

    12. [データレスキュー完了]画面が表示されます。
      レスキューの詳細結果を確認する場合は、[レスキュー結果]からレスキューを行ったドライブをクリックし、[詳細表示]をクリックします。

      [データレスキュー完了]画面

    13. [詳細表示]画面が表示されます。
      ファイルをクリックすると、画面下部にレスキュー結果についてのメッセージが表示されます。

      [詳細表示]画面

      参考

      表示されるメッセージは4パターンあります。

      • 保存されました。
      • 分割して保存されました。
      • リネームして保存されました。
      • 失敗しました。
    14. [閉じる]ボタンをクリックします。

      [詳細表示]画面

    15. [データレスキュー完了]画面の[終了]ボタンをクリックします。

      [データレスキュー完了]画面

    16. 再起動を促すメッセージが表示されるので、[はい]ボタンをクリックして、PCを再起動します。

    以上で[かんたんデータレスキュー]の操作は完了です。
    続けてリカバリー(再セットアップ・初期化)を行う場合は、下記関連Q&Aをご参照ください。

    ▼関連Q&A:
    [VAIOリカバリユーティリティ Ver.3.0] リカバリー(再セットアップ・初期化)する方法
    [VAIO リカバリセンター Ver.1.1,VAIO リカバリセンター Ver.1.2] リカバリ(再セットアップ・初期化)する方法
    [VAIOリカバリーセンター Ver.1.4-Ver.1.8] Windowsが起動できない状態でリカバリー(再セットアップ・初期化)する方法
    [VAIOリカバリセンター Ver.1.3] Windowsが起動しない状態でリカバリー(再セットアップ・初期化)する方法

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    参考情報

    バックアップしたデータを復元するには、「VAIOデータリストアツール」を使用します。
    操作方法については、下記関連Q&Aをご参照ください。

    ▼関連Q&A:
    [VAIOデータリストアツール Ver.1.*] レスキューデータを復元する方法

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